住宅ローンの基礎知識その1 ※文字サイズ変更できます

上限金利設定型は有利?


上限金利設定型の金利タイプとは?

上限金利設定型は、金利変動タイプで上限金利があらかじめ決められているタイプです。適用利率の見直しが年2回あります。

この上限金利設定型でしたら、もし年2回の金利見直しの際に急激に金利が上がったとしても、上限金利以上には上がりませんから、その点では変動金利型より安心といえます。

なお、上限金利設定型の融資の場合、当初の金利が通常の変動金利型の金利を上回っています。

上限金利型のメリットは?

上限金利型のメリットは、今後金利の上昇が予想される場合です。

ただし、上限金利設定型を採用している金融機関は少ないですから、こまめに探してみてください。

ちなみに、各金融機関では、5年間と10年間との通常2種類を用意しています。例えば、平成19年4月現在のみずほ銀行の場合ですと、上限金利設定型の5年もので当初2.65%、上限3.85%、10年もので当初2.9%、上限4.9%となっています。
関連トピック
変動金利型はどのような金利タイプなのですか?

変動金利型は、年2回※金利の見直しがあり、利息と元金部分を調節する金利タイプです。

また、5年間は毎月返済額は変わりませんが、6年目にその時点の借入残高に対してその時点の金利を適用し、次の5年間の毎月返済額を算出(旧返済額の1.25倍が上限)します。

つまり、金利が上昇する局面では、利息部分が多くなって元金部分の返済が減りますから借入残高が多く残ってしまいますが、反対に、金利が下降する局面では借入残高が少なくなります。

このように、固定金利期間選択型5年と比べると、変動金利型は5年後の借入残高が未確定であるという特徴があります。

ちなみに、変動金利型の6年目以降は、大幅に金利が上昇した場合でも旧返済額の1.25倍以上には上がりませんが、この場合、切捨てではなくて最終回に一括返済する仕組みになっていますので注意してください。

※基準日は3/1、9/1です。

変動金利型の金利見直し条件とは?

変動金利型の金利見直し条件は以下のようになっています。

■利率に変動があった場合でも、10/1を5回経過するまでは毎月返済額の中で元金分と利息分との割合で調整します※。なお、10/1を5回経過するごとに再計算して毎月の新返済額を決定します。

※毎月返済額は5年間変更なしですが、5年後の借入残額が確定しませんので、金利の上昇局面では利息分の支払いがかさみ借入残高は減りません。逆に、金利の下降局面では利息が減った分を元金返済に回せますから借入残額も減少します。

■年2回(3/1、9/1)の短期プライムレート連動長期貸出金利の当行最優遇金利(期間3年超)の水準を基準にして、各4/1、10/1から適用金利を決めます。

ただし、基準日の3/1、9/1以降、次回基準日までに短期プライムレート連動長期貸出金利(期間3年超)が0.5%以上乖離した場合は、1か月後の応答日から適用金利を見直しすることになっています。

有利なのは固定金利期間選択型5年と変動金利型のどちらですか?

平成19年4月現在、固定金利期間選択型5年は3.65%、変動金利型は2.625%です。

この場合ですと、どちらも当初5年間は毎月返済額は同じになりますので、低利な変動金利型の方が有利です。

しかしながら、変動金利型の場合、当初5年間は毎月返済額が一定ですが、金利は年2回見直され、利息と元金部分が調節されているので5年後の借入残高が確定できないというデメリットもあります。

選択の際には、その辺のところもよく考えてから選ぶようにしたいものです。

住み換えローンの内容は?
リフォームローンのメリット・デメリットは?
親子二世代型住宅ローンを利用するには?
変動金利型は有利?
段階金利と全期間同一固定金利で有利なのは?
バリアフリーリフォームの融資条件は?
二世帯住宅応援ローン「親想い」とは?
上限金利設定型は有利?
申込みの際に必要な書類は?
総返済負担率と返済比率とは?
住宅ローン控除・対象設備・取替え・取付け工事
マイホーム・新築・購入
特定居住用財産の買換えに伴う譲渡損失の損益通算および繰越控除の特例・適用要件
新築住宅・技術基準
ボーナス払い・どのくらい
住宅ローン控除制度
転勤命令・転居・税務署・届出書・提出しなかった場合
財形住宅融資・金利
全労災・火災保険
フラット35・抵当権設定
居住用・ワンルームマンション
情報検索



Copyrightc 2008 住宅ローンの基礎知識その3 All rights reserved.