上限金利設定型は有利?/借入れの上限は?

上限金利設定型の金利タイプとは?@

上限金利設定型は、金利変動タイプで
上限金利が、あらかじめ決められているタイプです。

 

適用利率の見直しが、年2回あります。

 

この上限金利設定型でしたら、
もし年2回の金利見直しの際に急激に金利が上がったとしても、

 

上限金利以上には上がりませんから、
その点では変動金利型より安心といえます。

上限金利設定型の金利タイプとは?A

なお、
上限金利設定型の融資の場合、
当初の金利が
通常の変動金利型の金利を上回っています。

上限金利型のメリットは?

上限金利型のメリットは、
今後金利の上昇が予想される場合です。

 

ただし、
上限金利設定型を採用している金融機関は少ないですから、
こまめに探してみてください。

 

ちなみに、各金融機関では、
5年間と10年間との通常2種類を用意しています。

 

例えば、平成19年4月現在のみずほ銀行の場合ですと、
上限金利設定型の5年もので当初2.65%、
上限3.85%、10年もので当初2.9%、上限4.9%となっています。

 

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住宅ローンを組みたいのですが、借入れの上限はいくらまでですか?

マイホームを購入したいと希望していても、
金融機関側は
こちらが望む額を融資してくれるわけではありません。

 

一般的には、住宅ローンの上限は
物件購入価格の80%までとされています。

フラット35ではどうなっているのですか?

フラット35では、借りられる金額は
物件購入価額の90%までとされています。

 

ただし、フラット35や財形住宅融資では、
収入基準として、月収(税込年収の12分の1)が
毎月返済額(年間返済額の12分の1)
の4倍(必要月収)以上であることが条件となっています。

 

つまり、税込年収に対して
返済負担率25%が上限ということです。

民間ローンではどうなっているのですか?

民間金融機関の住宅ローンの場合には、
借入可能額は、以下のものが査定され、
そのうちの低い方が上限となります。

 

■借主の「返済能力(年間返済可能額)」
■購入する物件の「担保能力(担保価値)」

 

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