不動産の鑑定評価に関する法律とはどのような法律ですか?
不動産の鑑定評価に関する法律というのは、
不動産鑑定士等が
鑑定評価業務上で準拠すべき指針等のことです。
具体的には、土地等の不動産の
適正な価格の形成に資するために、
不動産鑑定士等の資格と
不動産鑑定業について
必要な事項を規定した法律のことをいいます。
不動産の鑑定評価に関する法律の内容は?
この法律では、
次のようなことについて規定しています。
■不動産鑑定業者の登録
■業者の業務内容
■業者への国土交通大臣または都道府県知事の監督および不動産鑑定士等の資格試験
■有資格者の登録制
■不動産鑑定士等の責務
■国土交通大臣の監督...など
不動産登記とはどのような制度ですか?
不動産登記というのは、
法が定める登記制度のことです。
具体的には、土地や建物の
所在・面積・所有者の住所・氏名等を、
公の帳簿である
土地登記簿や建物登記簿に記載することをいいます。
なぜこの制度があるのですか?
この制度によって、
土地や建物に関する権利が公示されることになりますので、
取引の安全化と円滑化に寄与することになるからです。
ちなみに、不動産登記には、
所有権等の物権変動について
対抗力を与える機能もあります。