路線価方式とは?/路線価の改訂・公開・設定・宅地の価格の求め方...

路線価方式とはどのような評価方法ですか?

路線価方式というのは、
土地の課税価額を算出する評価方法のことをいいます。

 

具体的には、主に
市街地的形態を形成する地域にある宅地を、

 

その面する路線ごとに付された1u当たりの路線価額に
面積を乗じて計算した金額によって
評価する方式のことをいいます。

路線価の改訂・公開

路線価は、
相続税、贈与税および地価税※の財産評価に用いられ、
毎年改訂されて公開されています。

 

※現在は課税停止中です。

路線価の設定は?

路線価は、
宅地の価額が同一と認められる
一連の宅地が面している路線ごとに、

 

次のような条件のものにつき、
近傍の売買実例価額、
精通者意見価格等に基づき、公
示価格水準の8割程度を目処に設定されます。

 

■その路線の中央部で
■その一連の宅地に共通した地勢で
■その路線だけに接し
■間口、奥行が標準的な矩形または正方形の宅地(標準地)

路線価による個々の宅地の価格の求め方は?

個々の宅地の価格を求めるには、
次のような土地の有利付利に応じて補正が行われます。

 

■角地
■二方路線地
■奥行が特に深い土地
■不整形地...など

その他の評価方法

路線価は、
固定資産税や公共用地取得にも用いられる、
市街地宅地の評価の方法でもあります。

 

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